「姿勢を意識しているのに、なぜか背中の張りが取れない」
「猫背を直したはずなのに、疲れやすさが変わらない」
このような悩みで整骨院を訪れる方は少なくありません。
実はその原因、**姿勢そのものではなく“骨盤の歪み”**にあるケースが非常に多いのです。
この記事では、
- なぜ姿勢改善だけでは背中が楽にならないのか
- 整骨院が骨盤矯正を重視する理由
- 本当に必要な姿勢改善の考え方
を、体の構造からわかりやすく解説します。
姿勢改善しているのに背中がつらいのはなぜ?
「姿勢=上半身」だけを直していませんか?
多くの方が考える姿勢改善とは、
- 背筋を伸ばす
- 肩を後ろに引く
- 胸を張る
といった上半身の意識が中心です。
しかしこれだけでは、背中の不調が改善しないケースが多発します。
なぜなら、上半身の姿勢は骨盤の状態に大きく左右されるからです。
骨盤が歪むと背中は無意識に緊張する
骨盤は体の「土台」です。
この土台が前後・左右に傾くと、体はバランスを取るために背骨を歪ませます。
その結果、
- 背中の筋肉が常に引っ張られる
- 一部の筋肉だけが過剰に働く
- 呼吸が浅くなり疲労が抜けない
といった状態が起こります。
姿勢を意識しても背中が楽にならない人の多くは、骨盤の歪みを抱えたまま姿勢改善をしているのです。
整骨院が「姿勢改善=骨盤矯正」と考える理由
骨盤は背骨の動きの起点になる
背骨は首から腰まで一続きの構造ですが、
その動きの起点は骨盤です。
骨盤が安定していれば、
- 背骨が自然なカーブを描く
- 背中の筋肉が均等に使われる
- 無理な力を使わずに良い姿勢が保てる
逆に骨盤が歪んでいると、どんなに意識しても良い姿勢は長続きしません。
骨盤矯正なしの姿勢改善が失敗しやすい理由
骨盤の歪みを放置したまま姿勢を正そうとすると、
- 常に力を入れ続ける必要がある
- すぐ疲れて元に戻る
- 背中や腰に新たな痛みが出る
といった悪循環に陥ります。
整骨院では、姿勢改善の前段階として骨盤矯正が必要と考えるのはこのためです。
背中が楽にならない人に多い骨盤の歪みタイプ
骨盤が後ろに倒れる「後傾タイプ」
デスクワークが多い方に多いのがこのタイプです。
- 猫背になりやすい
- 背中が丸まり張りやすい
- 呼吸が浅く疲れやすい
姿勢を正そうとしても、骨盤が後傾したままだと背中は常に引き伸ばされ、張りが取れません。
左右差が強い「ねじれタイプ」
脚を組む、片足重心、バッグを片側で持つなどの習慣が原因で起こります。
- 背中の片側だけが張る
- 肩の高さが左右で違う
- 姿勢を直しても違和感が残る
この場合、見た目の姿勢改善よりも骨盤の左右バランス調整が不可欠です。
整骨院が行う「骨盤から整える姿勢改善」
骨盤矯正で土台を安定させる
整骨院での骨盤矯正は、単に骨を動かすだけではありません。
- 骨盤の傾き・ねじれの評価
- 周囲の筋肉・関節の動き確認
- 神経や呼吸への影響も考慮
これらを踏まえた上で調整を行うため、体に無理のない自然な姿勢が作られます。
背中が「頑張らなくていい状態」を作る
骨盤が整うと、
- 背中の筋肉が自然に緩む
- 姿勢を意識しなくても安定する
- 長時間座っても疲れにくい
といった変化が起こります。
「気づいたら背中が楽になっている」
これが、骨盤矯正を含めた正しい姿勢改善の理想形です。
セルフ姿勢改善がうまくいかない理由
骨盤の歪みは自分で判断しづらい
鏡で見えるのは上半身だけ。
骨盤の傾きやねじれは、自覚しにくく、自己修正が難しい部位です。
そのため、
- ストレッチをしても変化がない
- 姿勢体操が続かない
- 効果を感じられず諦めてしまう
というケースが多くなります。
姿勢改善で本当に大切なのは「順番」
①骨盤矯正 → ②背骨の動き改善 → ③姿勢定着
整骨院では、姿勢改善をこの順番で考えます。
- 骨盤を整える(土台作り)
- 背骨・背中の動きを回復させる
- 日常動作・姿勢を定着させる
この流れを無視してしまうと、どれだけ努力しても背中の不調は残りやすくなります。
姿勢改善しても背中が楽にならない方へ
姿勢を意識しているのに背中がつらいのは、
あなたの努力不足ではありません。
骨盤という「見落とされがちな原因」が残っているだけです。
整骨院では、
- 姿勢
- 背骨
- 骨盤
を一つの連動したシステムとして捉え、根本から整えていきます。
「姿勢改善を頑張っているのに結果が出ない」
そんな方こそ、一度骨盤の状態をチェックしてみてください。
背中が楽になる感覚は、
姿勢を“頑張らなくてよくなった時”に初めて訪れます。


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