「肩こりがつらくて通っているのに、姿勢の話もされる」
「腰痛の相談なのに、立ち方や座り方をチェックされた」
整骨院に通ったことがある方の中には、
このように感じたことがある方も多いのではないでしょうか。
しかし、整骨院では 肩こり・腰痛・姿勢改善を切り離して考えることはほとんどありません。
なぜなら、これらは原因と結果として強くつながっている関係だからです。
この記事では、
- 肩こりや腰痛がなぜ姿勢と深く関係するのか
- 痛みだけを診ることの限界
- 整骨院が「同時に診る」理由と意味
を、現場目線で分かりやすく解説します。
肩こり・腰痛は「その場所だけの問題」ではない
痛い場所=原因とは限らない
肩こりがあると「肩が悪い」
腰痛があると「腰に原因がある」
多くの方がそう考えがちですが、
整骨院では必ずしもそうとは限らないと考えます。
実際には、
- 肩こりの原因が背中や骨盤にある
- 腰痛の原因が姿勢や首の位置にある
というケースは非常に多く見られます。
体は全身でバランスを取っている
人の体は、
首・背中・腰・骨盤が連動してバランスを保つ構造です。
そのため、
一か所のバランスが崩れると、
別の場所が無理をして補います。
この「補い合い」が続いた結果として、
肩こりや腰痛が現れるのです。
なぜ姿勢が肩こり・腰痛の原因になるのか
姿勢は「結果」であり「原因」でもある
姿勢は、
筋肉・関節・神経の状態が反映された結果です。
同時に、
その姿勢を続けることで、
新たな負担を生み出す原因にもなります。
つまり、
姿勢は肩こり腰痛の“スタート地点”にも“ゴール地点”にもなるのです。
悪い姿勢が続くと何が起こる?
例えば、
- 頭が前に出る
- 背中が丸まる
- 骨盤が後ろに倒れる
といった姿勢が続くと、
- 首や肩の筋肉が常に緊張
- 腰の筋肉が支え続ける
状態になります。
これが慢性の肩こり・腰痛につながります。
整骨院が肩こり腰痛と姿勢を「同時に診る」理由
理由① 痛みの再発を防ぐため
肩こりや腰痛は、
- マッサージ
- 電気治療
で一時的に楽になることがあります。
しかし、
姿勢が変わらなければ、
同じ負担が繰り返され、再発します。
整骨院が姿勢を見るのは、
その場しのぎではなく、
再発しにくい体を目指すためです。
理由② 無意識のクセを見逃さないため
姿勢は、
「意識している時」より
「無意識の時」に本当のクセが出ます。
整骨院では、
- 立ち姿
- 座り方
- 歩き方
を確認し、
肩こり腰痛につながる無意識の負担を見つけます。
理由③ 全身の連動を回復させるため
肩こり・腰痛が慢性化している方ほど、
- 動かない背骨
- 固まった関節
が存在します。
姿勢を含めて評価することで、
どこが動かず、どこが頑張りすぎているのかを把握できます。
姿勢改善=見た目を正すことではない
整骨院が考える姿勢改善の本質
整骨院における姿勢改善とは、
- 背筋を伸ばす
- 胸を張る
ことではありません。
楽に、自然に保てる状態を取り戻すことです。
無理な姿勢は逆効果になる
よくある失敗が、
- 顎を引きすぎる
- 肩甲骨を寄せすぎる
- 腰を反らしすぎる
といった「頑張る姿勢」。
これでは、
- 肩こりが悪化
- 腰痛が増す
ことも少なくありません。
整骨院で行うチェックポイント
肩こり・腰痛の人に必ず確認する項目
整骨院では、症状に関わらず、
- 頭の位置
- 背骨の動き
- 骨盤の傾き
- 呼吸の深さ
をチェックします。
これらはすべて、
肩こり腰痛と姿勢改善に直結しています。
痛みの場所+動きの質を見る
「どこが痛いか」だけでなく、
「どう動いているか」を見ることで、
根本原因が見えてきます。
肩こり腰痛を繰り返す人ほど姿勢が重要
症状が長引く人の共通点
- その場では楽になる
- 数日で元に戻る
- 痛む場所が変わる
こうした方は、
姿勢を含めた全体バランスが崩れている可能性が高いです。
同時に診るからこそ見えることがある
肩こりだけ、腰痛だけを診ていると、
見逃してしまう原因もあります。
姿勢を含めて同時に診ることで、
本当の負担の正体が明確になります。
まとめ|肩こり腰痛と姿勢は切り離せない
整骨院が
肩こり・腰痛・姿勢改善を同時に診る理由は明確です。
それは、
- 痛みの根本原因を見逃さないため
- 再発しにくい体を作るため
- 無理のない自然な姿勢へ導くため
肩こりや腰痛がなかなか改善しない場合、
「姿勢も含めて診てもらう」ことが、
結果的に一番の近道になることも少なくありません。
慢性的な不調でお悩みの方は、
一度、整骨院視点で体全体をチェックしてみてください。


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