「肩こりもつらいし、腰痛もある」
そんな悩みを抱えて来院される方は、実は少なくありません。
多くの方が
- 肩は肩
- 腰は腰
と別々の問題として考えがちですが、**肩こり腰痛が同時に起こる人には“ある共通点”**があります。
それが 姿勢の崩れ です。
この記事では、整骨院の視点から
- なぜ肩こりと腰痛が同時に起こるのか
- 姿勢が身体に与える構造的影響
- 姿勢改善がなぜ重要なのか
をわかりやすく解説します。
肩こりと腰痛が「同時」に起こるのは珍しくない
肩こり腰痛は別々の症状ではない?
肩こりは首・肩周辺の筋肉、腰痛は腰回りの筋肉や関節の問題。
一見すると無関係に思えますが、実際の身体は一本の構造としてつながっています。
特に多いのが、
- 肩こりが慢性化している
- 同時に腰にも違和感や痛みがある
というケースです。
これは「年齢」や「筋力低下」だけが原因ではありません。
痛みの正体は“負担が集中している状態”
肩こり腰痛が同時に起きる人の多くは、
身体のどこか一部に負担が集中する使い方をしています。
その背景にあるのが、姿勢の崩れです。
姿勢が崩れると、なぜ肩こり腰痛が起こるのか
人の身体は「積み木構造」
人の身体は、
- 頭
- 背骨
- 骨盤
が積み木のように重なってバランスを保っています。
理想的な姿勢では、
- 頭は背骨の上
- 背骨は骨盤の上
に自然に乗っています。
しかし姿勢が崩れると、このバランスが大きく乱れます。
よくある姿勢の崩れパターン
猫背・前かがみ姿勢
- 頭が前に出る
- 肩が内に巻く
→ 首・肩の筋肉が常に引っ張られ 肩こり が発生
反り腰・骨盤前傾
- 腰が過度に反る
- 腰椎に圧縮ストレス
→ 腰周辺に負担が集中し 腰痛 が発生
問題は、これらが同時に起こっているケースが非常に多いことです。
肩こり腰痛が同時に出る人の姿勢的共通点
共通点①:頭の位置が前にズレている
頭の重さは約5〜6kg。
これが前に出るだけで、首・肩への負担は何倍にもなります。
頭が前に出ると、身体はバランスを取るために
- 背中を丸め
- 骨盤を前後に傾け
結果として 肩と腰の両方に負担がかかります。
共通点②:骨盤が安定していない
骨盤は身体の土台です。
骨盤が前傾・後傾すると、背骨全体のカーブが崩れます。
- 骨盤が不安定
→ 背骨が不安定
→ 首・肩・腰がすべて緊張
これが、肩こり腰痛が同時に起こる大きな理由です。
共通点③:同じ姿勢を長時間続けている
- デスクワーク
- スマホ操作
- 車の運転
これらは姿勢を固定しやすく、筋肉が固まりやすい生活習慣です。
姿勢が崩れたまま固定されると、
一部の筋肉だけが働き続け、肩こり腰痛が慢性化します。
マッサージだけでは改善しにくい理由
筋肉をほぐしても姿勢は変わらない
肩や腰をマッサージすると、
一時的に楽になることは多いです。
しかし、
- 姿勢が崩れたまま
- 身体の使い方が変わらない
状態では、すぐに元に戻ってしまうのが現実です。
本当の原因は「構造」にある
肩こり腰痛が同時に出る人は、
痛い場所ではなく 姿勢という構造的問題 を抱えています。
ここを改善しない限り、
- 何度も肩こりを繰り返す
- 腰痛が慢性化する
といった悪循環から抜け出せません。
整骨院が考える「姿勢改善」の重要性
姿勢改善=正しい位置に戻すこと
整骨院で行う姿勢改善は、
単なるストレッチや筋トレではありません。
- 骨盤
- 背骨
- 肩甲骨
などの位置関係を評価し、身体が本来あるべき位置に戻る環境を整えます。
姿勢が整うと負担が分散される
姿勢が改善されると、
- 一部の筋肉に集中していた負担が分散
- 肩・腰が同時に楽になる
という変化が起こります。
これが、肩こり腰痛が同時に改善しやすくなる理由です。
こんな方は姿勢改善が必要かもしれません
- 肩こりと腰痛が同時にある
- 朝から身体が重い
- 長時間座ると肩も腰もつらい
- マッサージしてもすぐ戻る
これらに当てはまる場合、
痛みの原因は「姿勢」にある可能性が高いと言えます。
まとめ|肩こり腰痛の同時発生は姿勢のサイン
肩こり腰痛が同時に出るのは、偶然ではありません。
多くの場合、姿勢の崩れという共通原因が隠れています。
- 痛い場所だけを見る
- その場しのぎで対処する
のではなく、
姿勢という構造から身体を見直すことが、根本改善への近道です。
肩こり腰痛を繰り返している方こそ、
一度、整骨院で姿勢をチェックしてみてはいかがでしょうか。


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