「マッサージに行って腰をほぐしたのに、翌日もっと痛くなった…」
「揉んでもらって楽になったけど、しばらくすると悪化してしまう…」
そんな経験はありませんか?
実は、腰痛は“マッサージが合うケース”と“合わないケース”がはっきり分かれる症状です。
間違ったケアを続けると、改善どころか悪化することさえあります。
この記事では、整骨院の視点から
・どんな腰痛にマッサージは有効なのか
・逆に、どんな腰痛はマッサージで悪化するのか
・見極め方と正しい対処法
について詳しく解説していきます。
腰痛が長引いている方、マッサージで良くならない方はぜひ参考にしてください。
腰痛のマッサージが“効くケース”と“効かないケース”の違い
腰痛=マッサージが良いというイメージがあるかもしれませんが、実際は種類によって相性が大きく変わります。
マッサージが有効な腰痛とは?
比較的軽度で、「筋肉の緊張」が主な原因となっている腰痛の場合、マッサージが効果的です。
代表例は以下のようなケース
- 長時間デスクワークで腰が張る
- 立ちっぱなしで腰全体が重だるい
- スポーツ後の筋肉疲労
- 無意識に力が入りやすいタイプ(反り腰など)
これらは、表層筋の硬さが痛みの原因になりやすく、マッサージによって血流が改善するとスッと軽くなることが多いです。
逆に“マッサージでは悪化しやすい”腰痛とは?
実は腰痛の中には、揉むことで炎症が悪化したり、深層筋がさらに緊張してしまう種類があります。
代表的なのが次の3つです。
① 炎症が起きている腰痛(ぎっくり腰など)
ぎっくり腰は急性の炎症が起こっている状態。
そこに強いマッサージを加えると、
- 炎症が悪化する
- 痛みが強くなる
- 回復が遅れる
というリスクがあります。
特に「押されて響く、刺すように痛い」場合は炎症のサイン。
この時期はマッサージより安静とアイシングが優先です。
② 深層筋(インナーマッスル)が固まっているタイプ
慢性腰痛の多くは、実は表面の筋肉ではなく
大腰筋・腸腰筋・多裂筋などの深層筋が硬くなることで起きています。
一般的なマッサージでは、この深層筋に届かないため…
- 表面だけ緩んでバランスが崩れる
- かえって体が不安定になる
- 腰が痛みやすい状態が続く
という悪循環になることがあります。
深層筋タイプの腰痛は、
マッサージだけでは改善しにくく、整骨院での深層アプローチが必要です。
③ 関節の動きが悪くなっている腰痛
腰痛は筋肉だけが原因ではありません。
特に多いのが、
- 仙腸関節の機能低下
- 腰椎の歪み
- 股関節の可動域低下
など「関節のロック」が起きているタイプです。
この場合、筋肉を揉んでも根本解決にならず、場合によっては
- 関節ロックを強化してしまう
- 本来動かすべき関節が動かなくなる
- かばう動作が増え痛みが悪化する
といったことが起こります。
「マッサージしていい腰痛か?」を見極めるチェックポイント
腰痛を悪化させず、正しいケアを選ぶために
以下の項目をチェックしてみてください。
① 押されて痛い?動かして痛い?
- 押されて痛い → 筋肉の問題
- 動かすと痛い → 関節・神経の問題の可能性
動かす痛みは、マッサージよりも関節調整が必要です。
② 温めると楽?痛みが増す?
- 温めると楽 → 血行不良・筋緊張型
- 温めると痛い → 炎症の可能性
炎症タイプは温めてもマッサージしても悪化します。
③ 朝が痛い?夜が痛い?
- 朝痛い → 深層筋が固い/関節が硬いタイプ
- 夜痛い → 使いすぎ/筋疲労タイプ
朝の腰痛は、一般的なマッサージでは改善しにくい傾向があります。
整骨院だからできる“腰痛の根本改善アプローチ”
マッサージで改善しない腰痛には、原因に合わせた施術が不可欠です。
整骨院では、次の3つを軸に腰痛改善を行います。
① 深層筋(インナーマッスル)へのアプローチ
表層筋ではなく、
大腰筋・腸腰筋・多裂筋などの深層筋を緩める施術を行います。
これにより、
- 姿勢の安定
- 動き始めの痛みの改善
- 腰のバランスが整う
など、マッサージでは届かない部分が改善します。
② 骨盤・腰椎などの関節調整
筋肉の緊張の“原因の原因”となる関節の固さを整えることで、
- 動作がスムーズになる
- 痛みをかばうクセが減る
- 再発しにくい状態になる
といった効果が期待できます。
特に 仙腸関節(骨盤) の機能改善は、腰痛に欠かせないポイントです。
③ 再発防止のための運動療法
整骨院では、施術だけでなく、
- インナーマッスルトレーニング
- 股関節ストレッチ
- 正しい姿勢作りの指導
- 生活動作の改善
を組み合わせて、腰痛が戻らない体をつくります。
こんな腰痛は“マッサージ以外”を選ぶべき
次のような症状がある場合、マッサージより整骨院での検査をおすすめします。
- ぎっくり腰を繰り返す
- 朝の動き始めが痛い
- 腰だけではなくお尻・太ももまで張る
- 押しても痛くないのに腰が痛い
- マッサージ後に余計つらくなったことがある
- 座る・立つだけで痛む
これらは深層筋や関節の問題である可能性が高く、
表面のマッサージでは改善しない典型例です。
まとめ|“その腰痛”はマッサージで治るのか?を見極めることが大切
- マッサージが合う腰痛は「筋肉疲労タイプ」
- 炎症・関節ロック・深層筋の問題はマッサージで悪化することも
- 自分の腰痛のタイプを見極めることが重要
- 整骨院なら“腰痛の根本原因”をチェックできる
腰痛が長引いている方、改善と悪化を繰り返している方は、
一度、整骨院で 深層筋・関節の状態をチェックしてみてください。
あなたの腰痛が、“揉んでも治らない痛み”から、“根本的に変われる痛み”へと変わるきっかけになります。


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